人手不要!事業を止めないためのクラウドシフトとは?

販売管理のクラウドホスティング活用事例

公開日: 2022.04.01

HCSNewsLetter 第210号

取材協力

北陸事業部 砺波工場長 兼 伏木事業所長 池永 英康 様

中越パッケージ株式会社様について

[所在地]
砺波⼯場:富⼭県砺波市広上町6番39号、伏⽊事業所:富⼭県⾼岡市伏⽊1丁⽬1番2号

[事業概要]
主に小売業で使われる手提袋や米袋、新聞整理袋などの紙袋のほか、スパイラル紙管、段ボールなど、紙加工品の製造・販売を行う。

中越パッケージ株式会社様 Webサイト

 紙加工品を製造・販売する中越パッケージ株式会社様。クラウドホスティングサービスの活用により、サーバの運用リスクを軽減、さらに業務効率化に向けた基盤づくりに成功した事例をご紹介いたします。

課題
(1)負担がかかるサーバ管理
(2)ハードウェア障害のリスク対策
効果
(1)サーバの管理不要
   → 本業の製造管理に専念!
(2)クラウド活用で「所有」から「利用」へ
   → 機器の老朽化や更新の不安解消!
   → 業務効率化への第一歩!

目次

サーバ運用リスクを軽減するための「2つの課題」

砺波工場長 兼 伏木事業所長 池永 英康 様

-検討のきっかけを教えてください-

課題1:負担がかかるサーバ管理
課題2:ハードウェア障害のリスク対策

 伏木事業所の販売管理サーバが老朽化し、故障による業務停止リスクが高まったことがきっかけです。サーバ不具合の際は、事象確認から修理依頼まで、副所長が対応していました。半日かかることもあったようです。製造責任者の時間が奪われていることも相まって、強い危機感を持ちました。

「2つの課題」を解決する 「Oensクラウドホスティングサービス

-採用の決め手を教えてください-

 HCSさんからの提案内容が、業務効率化を見据えた、ムリのない2段階プランだったことが決め手でした。第1ステップでは、サーバをクラウドへ移行し、喫緊の課題であるサーバ老朽化問題を解決、第2ステップでは販売管理システムの統合と業務の見直しを行い、販売-製造管理間の業務効率化を図る、という提案です。

 伏木事業所・ 砺波工場ともに、10年以上HCSさんの販売管理システムを利用しており、安心してお任せできました。

 第1ステップ終了後、セキュリティ対策の観点から、親会社のネットワークにホスティングサーバを参加させる必要が出てきました。急なお願いでしたが、HCSさんには、専用ネットワークの引き込みから設定調整まで、細やかに対応してもらい、助かりました。

>「Oensクラウドホスティングサービス」の詳細

導入効果・メリット

-取り組みの効果はいかがでしたか?-

効果1:サーバの管理不要 → 本業の製造管理に専念!

 

 業務継続の観点から、サーバをクラウド化したことにとてもメリットを感じています。管理面においても、HCSさんにお任せできるので、サーバ維持のための雑作業が減り、安心しています。

効果2:クラウド活用で「所有」から「利用」へ → 機器の老朽化や更新の不安解消! 業務効率化への第一歩!

 

 自社設置型サーバの所有をやめ、クラウドサーバの利用に変更したことで、サーバの老朽化や更新で気を遣う必要が無くなりました。

 今回の対応により、第2ステップの下地ができました。砺波工場と伏木事業所の販売管理システムを統合して、業務効率化を実現するための第一歩です。

今後の展望

-今後の展望を教えてください-

 第2ステップとなるシステム統合を、2023年春に予定通り完了できるよう進めています。
 伏木事業所には事務員がいないので、発注から仕入・ 売上まで、販売管理システムの入力作業は全て、副所長が行っています。伏木事業所の経理部門を担う、砺波工場で作業を代行しようにも、異なる販売管理システムを使っているため、難しい状況です。現状を改善するには、両拠点のシステム統合が不可欠です。
 加えて、製造日報の電子化による業務改善にも取り組みます。製造現場にタブレットを導入し、手書きの製造日報を廃止します。製造実績がリアルタイムで販売管理システムに反映され、紙からシステムへの転記作業が不要になるため、業務の効率化が期待できます。運用開始後の効果測定がとても楽しみですね。

-インタビューにご協力いただきありがとうございました-

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