多様化するサイバー攻撃への対策を強化!安心して運用できるセキュリティ体制を実現

【卸売業の事例】マネージド・エンドポイントセキュリティでランサムウェア対策を強化

公開日: 2026.09.01

HCSNewsLetter 第263号

取材協力

総務部 課長 T様
総合企画部 副課長 A様、主任 S様

卸売業 T社様について

[所在地]
富山県富山市

[事業概要]
卸売業・不動産業。

 複数の事業を展開する企業が、高度化するサイバー攻撃への対策強化と、セキュリティ運用体制の見直しを実現した事例をご紹介します。
 近年、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃が高度化・巧妙化するなか、同社では対策強化に加え、運用や管理業務が一部担当者へ集中していることが課題となっていました。そこで、「マネージド・エンドポイントセキュリティ(※現:まもる365 byHCS)」を導入。脅威の検知・駆除・封じ込めを行う仕組みと、専門家による支援体制を強化することで、運用負荷の軽減と事業継続を支えるセキュリティ基盤の構築を実現しました。

課題
(1)高度化 / 巧妙化するサイバー攻撃への対策
(2)担当者に依存したセキュリティ運用体制の是正
効果
(1)事業継続を支えるセキュリティ基盤の強化
(2)担当者が安心して運用できる体制の構築

目次

多様化するサイバー攻撃への対策と安全な運用環境を実現するための「2つの課題」

-検討のきっかけを教えてください-

 北陸でもランサムウェア被害が増える中、事業継続を支えるセキュリティ対策の強化が必要だと感じたことがきっかけです。  

 

 当社では以前からセキュリティ対策を実施していましたが、近年はサイバー攻撃の手法が急速に変化しており、従来の対策だけでは不十分ではないかという危機感を抱くようになりました。  

 

 また、業務中のWebサイト閲覧においてもヒヤリとする場面があり、サイバーリスクが決して遠い世界の話ではなく、身近なところに潜んでいることを改めて認識しました。こうした経験も、セキュリティ対策を見直す後押しになったと感じています。 

-どのような課題をお持ちでしたか?-
課題1:高度化 / 巧妙化するサイバー攻撃への対策

 事業継続を見据えたセキュリティ対策の強化が課題でした。  

 当社では、多くの従業員が日常業務でPCを利用しており、一部の従業員は社外へ持ち出して利用する機会もあります。そのため、多様な利用環境を前提としたセキュリティ対策が求められていました。 

 

 特に懸念していたのは、サイバー攻撃によるシステム停止リスクです。情報漏えいやシステム停止は、いずれも企業活動に大きな影響を及ぼします。業務を支えるシステムが停止すると、社内業務だけでなく取引先さまにも影響が及ぶ可能性があり、事業継続や企業としての信用維持の観点からも重要な課題でした。 

 

 また、セキュリティ教育は行っていたものの、従業員一人ひとりの知識や判断だけでリスクを防ぎ続けることには限界があります。個人の注意力だけに依存するのではなく、システム側でもリスクを低減できる仕組みが必要でした。

 

課題2:担当者に依存したセキュリティ運用体制の見直し

 

 当時は、ネットワーク管理を総務担当者が兼務しており、人事・労務・株式関連業務など幅広い業務と並行して対応していました。そのため、本来業務との両立が必要となり、PCの入れ替えやハードウェア更新などの作業が重なる時期は特に負担が大きい状況でした。 

 

 また、セキュリティに関する問い合わせやトラブル対応も担当者に集中していました。障害発生時には、自ら原因を調査し対応方法を判断する必要があり、相談先や知見共有の少ない環境の中で対応しなければならないことも課題となっていました。

「2つの課題」を解決する『マネージドエンドポイントセキュリティ(まもる365 by HCS パソコンガード)

-採用の決め手を教えてください-

 セキュリティ対策の強化と、運用面のサポートを両立できる点を評価しました。 

当社が重視していたのは、高度化するサイバー攻撃への対策を強化しながら、限られた担当者でも運用しやすい環境を実現することでした。 

 

 そのような中、HCSソリューションフェアで製品メーカー担当者から説明を受け、脅威の検知・封じ込め機能に加え、導入後も相談できるサポート体制に魅力を感じました。 

 

 フェアでは、製品担当者やHCS担当者へ直接相談しながら説明を受けることができ、自社が抱える課題に対してどのような対策が有効なのか、具体的なイメージを持つことができました。さまざまなソリューションや事例に触れながら、自社に合った解決策を検討できたことも大きかったと感じています。製品の機能だけでなく、運用面まで含めた活用方法を検討できたことが、導入の後押しになりました。

導入効果・メリット

-取り組みの効果はいかがでしたか?-
効果1:高度化・巧妙化するサイバー攻撃への対策

 

 サイバー攻撃に備えたセキュリティ基盤を整備することができました。 

 脅威の検知状況やアラートを把握できるようになり、異常が発生した際も状況を迅速に確認できる環境が整いました。ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃が高度化する中、早期検知と初動対応につなげられることは大きな安心につながっています。 

 

 また、危険性の高いWebサイトへのアクセス抑制や脅威の検知・封じ込めなど、システム側でリスクを低減できる仕組みが整いました。従業員の知識や経験だけに依存しないセキュリティ対策を実現できたことは大きな効果だと感じています。 

 

 導入後、大きなセキュリティトラブルは発生しておらず、事業継続を支える基盤づくりの第一歩になったと考えています。

効果2:担当者が安心して運用できる体制の構築

 セキュリティ運用における担当者の負担軽減につながりました。 

従来は、セキュリティに関する問題や問い合わせが発生した際、担当者自身が状況確認や調査、対応方法の検討を行う必要がありました。  現在は、アラート通知によって脅威や異常を把握できるようになり、必要に応じてHCSへ相談できるため、一人で判断や対応を抱え込む場面が少なくなりました。 

 

 さらに、担当者の経験や知識レベルだけに依存せず、必要に応じて専門家へ相談できる環境が整ったことで、担当者交代後も一定水準のセキュリティ運用を継続しやすくなり、担当者個人に依存しない運用体制づくりにつながっていると感じています。 

また、高い優先度のアラートについてはHCSから連絡を受けられるため、担当者が常に管理画面を確認し続けなくても重要な事象を把握しやすくなり、限られた人員でも運用を継続しやすくなっています。 

 

 セキュリティ対策に関する不安や判断負荷が軽減され、担当者が安心して運用できる環境につながっていると感じています。

 

今後の展望

今後、取り組みたいことを教えてください

 今後はIT資産管理や端末管理システムの導入を検討しています。社内端末をより適切に把握・管理できる環境を整備することで、情報資産やIT資産の保護をさらに強化していきたいと考えています。

 

 また、セキュリティ関連ルールの見直しも進めています。取引先さまから求められるセキュリティ対応や、今後のセキュリティ対策評価制度への対応も見据えながら、組織全体のセキュリティガバナンス強化に取り組んでいく方針です。

-インタビューにご協力いただきありがとうございました-

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