請求書・納品書Web化で1500万円のコスト削減!業務効率化で働き方をアップデート!
【製造卸売業の事例】請求書、納品書発行・ペーパーレス化
公開日: 2026.08.03
HCSNewsLetter 第262号
取材協力
取締役 営業部長 玄女 基広 様
総務部 福田 伸吾 様
営業事務 大嶋 純世 様
営業事務 梅林 いずみ 様
株式会社福井クラフト様について
[所在地]
福井県鯖江市戸口町24-23
[事業概要]
漆器・業務用食器の製造・卸売業。業務用漆器のパイオニアとして国内最大級のシェアを誇り、福井・東京・大阪・佐賀に加え、上海にも拠点を展開。ホテル・旅館・飲食店をはじめ、病院・福祉施設など幅広い顧客のニーズに応えるため、10,000点を超える製品を取り扱い、企画・製造から商品コーディネートまで一貫して手掛けている。
製造・卸売業の株式会社福井クラフトさまが、請求書・納品書発行業務の効率化とコスト削減、作業負担の軽減を実現された事例をご紹介します。
以前は、多数の請求書・納品書を手作業で発行しており、多大なコストと作業者の負担が大きな業務課題となっていました。福井クラフトさまでは、全社的な業務改善を進める中で、効果が見込める取り組みの一つとして『かんたんペパレス!(お届け編)』を導入。請求書・納品書のペーパレス化を進めることで、コスト削減と業務負担の軽減を実現し、働き方改革の実現にも貢献するとともに、事業拡大に伴う業務量の増加にもスムーズに対応できるようになりました。
- 課題
- (1)膨大な数の請求書・納品書発行業務の効率化
(2)アナログ作業からの脱却とコストカット
(3)事業拡大を見据えた従業員の負担軽減
- 効果
- (1)月計9000通以上に及ぶ請求書・納品書発行業務をボタン一つで!
(2)帳票Web化で年間約1500万円のコスト削減!
(3)働きやすさと企業成長の両立を実現!
目次
請求書・納品書発行業務の負担軽減とペーパーレス化を実現するための「3つの課題」

総務部 福田 伸吾 様
-検討のきっかけを教えてください-
外部での業務経験を持つ社員の視点から社内業務を見直したことがきっかけです。社内業務を分析するため、各業務にかかる作業時間や残業時間、人件費に加え、紙代や郵送費などの運用コストを可視化。その結果、他社では効率化が進んでいる業務にも紙や手作業による運用が残っており、改善の余地が大きいことが分かりました。
しかし、改善候補となる業務は多く、どこから着手すべきか判断に悩んでいました。そこでHCSさんへ相談したところ、「まずは短期間で効果が見込める業務から着手してはどうか」と提案してもらいました。社内で検討した結果、帳票の出力・封入封緘・発送業務は作業負担やコスト削減効果が高いことから、請求書・納品書発行業務の改善を最優先で進めることを決断しました。
また、2024年10月の郵便料金改定も後押しとなりました。請求書・納品書を継続的に郵送している当社にとって、郵送コストの増加は無視できない課題であり、帳票業務の見直しを進める大きな要因の一つでした。
-どのような課題をお持ちでしたか?-
課題1:膨大な数の請求書・納品書発行業務の効率化
請求書・納品書の発行業務は、営業事務担当者にとって大きな負担となっていました。営業事務10数人が、帳票の印刷から封入・封緘、発送までを手作業で対応。 請求書の発行先は約1,500件に上ります。取引先さまの多くが月末締めであったため、発行業務は月初に集中していました。
納品の都度発行する納品書については、発行枚数が月間約7,500通に及びます。さらに、全ての取引先さまに納品書控えを出荷当日、確認書として出荷案内書を自動FAXで別途送付していたため、二重作業が発生していました。
また、請求書発行から郵送までの作業に時間がかかるため、「締め日当日に明細が欲しい」といった取引先さまからの個別要望も多く、対応に追われていました。さらに、帳票の仕分けや封入作業を各デスクで行っていたため、通常の電話対応や事務作業との両立も難しく、就業時間内に処理を終えられないことも少なくありませんでした。
大量の帳票を手作業で処理していたため、誤送付や誤封入などの人為的ミスが発生するリスクも抱えていました。こうしたミスは取引先さまとの信頼関係を損なうだけでなく、企業としての信用にも影響を与えかねないため、帳票管理の精度向上も重要な課題でした。
課題2:アナログ作業からの脱却とコストカット
大量の紙やFAXによる帳票運用に伴うコスト負担も大きな課題でした。毎日の出荷案内書にかかるFAX通信費、請求書・納品書発行にかかる印刷代や封筒代、切手代、郵送費に加え、封入・封緘や発送作業にかかる人件費も発生。関連業務にかかるコストは月額約130万円に達しており、経営面から見ても無視できない状況でした。
また、単なるコスト削減が目的ではありません。削減したコストや人的リソースを、新商品開発やさらなるIT活用、取引先さまへのサービス向上に振り向けることで、より高い付加価値を生み出したいと考えていました。そのため、帳票発行業務の見直しは、経営面から見ても重要な課題となっていました。
課題3:事業拡大を見据えた従業員の負担軽減
事業成長と働きやすい職場環境を両立することも大きな課題でした。当社では、5~6年前から完全週休二日制の実現を目指していました。しかし、請求書・納品書発行業務には多くの工数を要しており、平日だけでは処理しきれない業務が土曜日へ持ち越されることも少なくありませんでした。そのため、休日制度を変更するだけでは根本的な解決にならず、業務そのものの見直しが必要な状況でした。
月初の請求書発行時には8~10名が、納品書発行業務と並行して進める必要がありました。電話対応や他の事務作業との両立も求められ、残業が発生することも珍しくありませんでした。
さらに、今後の事業拡大を見据えると、取扱商品数や取引量の増加によって帳票発行業務の負担はさらに増えることが予想されます。従業員の負担を増やすことなく事業成長を続けていくためには、生産性向上による業務基盤の強化が不可欠でした。
「3つの課題」を解決する『かんたんぺパレス!』
-採用の決め手を教えてください-
何よりの決め手になったのは、HCSさんの提案力と導入後を見据えたサポート体制です。導入前から丁寧に相談に乗っていただき、紙での運用状況や作業時間、発行コストなどを細かく把握した上で、当社に合った改善策をご提案してもらいました。また、以前から利用していた基幹システムとの連携も可能であり、現行業務への影響を抑えながら導入できる点も大きな魅力でした。
地域密着型の企業として、トラブル発生時には迅速に対応してもらえるので、安心して運用を任せることができます。当社は、取引量が多く一時的なシステム停止でも業務への影響が大きくなります。従業員だけでは解決できない問題が発生した場合でも、電話一本で迅速に対応していただける体制は非常に心強く、採用を決めた大きな理由の一つでした。
-苦労・工夫された点を教えてください-
導入で最も苦労したのは、取引先さまほぼ全件(約3,000件)におけるメールアドレスの収集と整理でした。1件ずつアドレスを確定する作業には多大な手間と時間を要しました。年末の11月~12月は繁忙期で混乱が予想されたため、業務負荷を避ける目的で10月1日をサービス開始日とする目標を設定しました。
まず、対象となる取引先さま全件に対して、今回のサービス導入の趣旨と、帳票送付先となるメールアドレスのご提供依頼を一斉に通知。早期に対応いただける取引先さまもありましたが、従来どおり紙での運用が定着している先も多く、即時の切り替えが難しい事例が散見されました。そうした取引先さまには個別に電話で連絡を取り、導入に伴う帳票の受取・保管の効率化、業務フローの簡素化などの利点を丁寧に説明して協力を依頼。
対応の際には、電話で確認した内容を紙に手書きで記入していただくケースや、メールアドレスが複数存在して確認が必要なケースもありました。そのため、収集した情報は社内でExcelを利用し逐一登録、必要に応じて再確認の督促やフォローアップも実施しました。
このような地道な確認作業と取引先さまのご協力の積み重ねにより、当初の目標どおり10月1日からのサービス導入を無事に実現することができました。
導入効果・メリット
-取り組みの効果はいかがでしたか?-
効果1:月計9000通以上に及ぶ請求書・納品書発行業務をボタン一つで!
請求書・納品書をWeb化したことで、ボタン一つで帳票を取引先さまに送付できるようになりました。これにより、これまで一日にかなりの時間を要して一通ずつ行っていた印刷、封入・封緘、郵送といった手作業が不要となり、作業時間が大幅短縮。特に納品書に関しては、従来別途FAXにて送付していた出荷案内書との二重作業が解消され、請求書発行と時期が重なる場合でも業務負担が著しく増加することはなくなりました。
また、従来懸念されていた誤送付や誤った帳票の混入といった人為的ミスも、Web化とシステムによる送付管理の導入により大幅に減少。大量の帳票処理に追われる状況が解消されたことで、従業員は取引先さま対応をはじめとした他の重要業務に充てる時間を確保できるようになりました。
さらに、「かんたんぺパレス!」の通知管理機能を活用することで、請求書・納品書送付の通知作業も簡素化。この機能は送付通知だけでなく、年末年始のご挨拶など季節・行事に応じた案内にも活用しており、社外へのコミュニケーション効率が向上しています。
導入当初は操作に不慣れな面が見られ、戸惑いが生じる場面もありましたが、導入から2〜3か月で社内に定着し、半年も経たないうちに運用は安定。現在では、多くの従業員が「導入してよかった」と実感しており、社内全体で業務効率化を実感しています。
効果2:帳票Web化で、年間約1500万円のコスト削減!
紙帳票の運用が定着していましたが、取引先さまの約85%に対し、請求書・納品書のWeb化を実現。導入前の2021年と導入後の2025年を比較すると、請求書・納品書発行業務にかかる人件費や印刷費、封筒代、郵送費などを含め、年間約1,000万~1,500万円のコスト削減を実現しています。また、帳票Web化による印刷費や郵送費などの直接的な削減効果だけでも、年間約300万~400万円に上りました。
削減できたコストや人的リソースを、新商品開発やデジタル活用の推進など、より付加価値の高い業務へ振り向けられるようになったことも大きな成果です。業務効率化によって生まれた余力を、取引先さまへのサービス向上や事業成長につながる取り組みに活用できるようになりました。
効果3:働きやすさと企業成長の両立を実現!
『かんたんぺパレス!』の導入により、請求書・納品書発行業務の負担が大幅に軽減され、完全週休二日制の運用を無理なく支える業務基盤を整備することができました。これまで月初や繁忙期に発生していた残業や土曜日への業務持ち越しが大きく減少。有給休暇も取得しやすくなり、従業員がより働きやすい環境づくりにつながっています。
また、導入後は取扱商品数や売上が増加し、発行する帳票数も増えています。しかし、帳票発行業務を効率化したことで、事業拡大に伴う業務量の増加にも無理なく対応可能に。現場の負担やストレスを抑えながら成長を続けられる体制が整い、企業成長を支える業務基盤としても大きな効果を実感しています。
今後の展望
-今後、取り組みたいことをお聞かせください-
今回の請求書・納品書のWeb化成功を受け、今後はさらに業務改善の取り組みを広げていきたいと考えています。具体的には、「Microsoft 365」やAIの活用を推進し、業務効率化や情報共有の自動化を進めていく予定です。これらの技術を活用することで、従業員の業務負担を軽減し、より働きやすい環境づくりにつなげたいと考えています。
また、業務改善によって生まれた時間やリソースを、取引先さまへのサービス向上や新たな価値創出につなげていくことも重要な目標です。従業員が働きやすさと成長を実感できる環境を整えながら、事業のさらなる発展につなげていきたいと考えています。

取締役 営業部長 玄女 基広 様
-インタビューにご協力いただきありがとうございました-

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導入サービス
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月1万件の請求書発行に追われる日々から解放!Web化で実現した、現場の”ゆとり”と“期待”
- 導入サービス:かんたんぺパレス!(お届け編)
- 課題
- (1)月1万件の請求書発行によるコスト削減
(2)発行業務に半日つきっきり、業務停滞と精神的負担からの解放
(3)送付手段や時期の標準化で業務の安定性UP
- 効果
- (1)郵送にかかるコスト削減への期待感UP!
(2)封緘作業を軽減し、精神的ゆとりを確保
(3)個別対応の簡素化で対応ミスを防ぐ環境へ
給与明細のペーパーレス化で業務効率UP!業務負担 / コスト / 手間の大幅削減
- 導入サービス:かんたんぺパレス!(お届け編)
- 課題
- (1)給与明細発行から配付までの業務負担軽減
(2)印刷 / 郵送費 / 保管にかかるコスト削減
(3)給与明細配付時の手間の解消
- 効果
- (1)1時間以上の作業がボタン1つで即完結!
(2)紙コストだけでも年間約8万円の削減
(3)発行側 / 受取側ともに、ストレスフリーな明細閲覧環境
請求書の発行業務を平準化!負担軽減で安心して働ける環境へ
- 導入サービス:かんたんぺパレス!(お届け編)
- 課題
- (1)請求書発行業務の負担軽減
(2)個別対応の効率化と平準化
(3)営業事務員の精神的負担の解消
- 効果
- (1)Web請求書で発行時間を20%短縮!
(2)迅速 / 確実な対応で、3日→即日対応を実現!
(3)突然の休暇も安心!従業員満足度UP


